アーキテクチャ
はじめに 先日、空港送迎のシェア乗りサービスの空席を埋めるための時刻表機能をリリースしました。 構想は昔からあったのですが、ようやく開発を進めて世に出すことができました。 ここではその機能概要やシステムについて説明します。 時刻表について Near…
はじめに NearMeエンジニアの柿野上 拓真です。私は今年4月に新卒としてNearMeに入社いたしました。担当領域としては、主にデータサイエンスやMLOps、新規機能のPOCを担当しています。本記事では、私が設計・実装している自動配車システムの概要および今後…
はじめに NearMeでは最近、相乗り配車サービスのための外部向けAPIプラットフォームを構築しました。 これにより、他アプリからシームレスに注文したり、Lineミニアプリのような新しいチャネルのUIを独自に構築することを可能にしました。 その設計において…
はじめに 今回は、NearMeにおけるCIの仕組みについて説明します。 CIとは、Continuous Integration(継続的インテグレーション)の略で、 コード変更の度にビルドとテストを自動で実行するプラクティスを指します(参考)。 NearMeではCIを実現する方法として、K…
はじめに 配車サービスの注文処理はECサイトのそれと似ています。 ECサイトでは商品を検索し、カートに入れて、注文します。 このとき、在庫が確保できていれば注文できます。 もしくは、後から在庫確保または在庫切れの通知が届く場合もあります。 その後、…
はじめに NearMeでは相乗りシャトルのサービスを展開していますが、その配車ルーティングを実装してきて気づいた点があります。 クラウドの基盤技術である"コンテナオーケストレーション"と似た構造がある点です。 コンテナオーケストレーションは、コンピュ…
NearMeの相乗りシャトルは、タクシーとバスの中間となる第三の選択肢としての交通手段を提供します。 タクシーはユーザーの利便性は高いですが、少人数しか運べないので配車効率は低く、料金は高いです。 一方、バスはその逆です。 今回は、相乗りシャトルで…
配車のルーティングにおいて、最適化のアルゴリズムはコアとなる機能ですが、 これに相対して開発する必要があるのが、データベースを絡めた永続的な状態管理です。 事前予約型の空港送迎の相乗りサービスでは、注文が入る度に逐次的にルーティングを行なっ…
配車サービスを開発するにあたって、初めから取り入れようと思ったのがマルチテナント化です。 マルチテナント化とは、多くのSaaSサービスで見られるように、一つのアーキテクチャで複数の企業が個別にサービスを利用できるようにすることです。 結果として…